メトロポリタン経営品質協議会
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MPECのサービス体系

協議会が目指しているものは、持続可能な企業を目指して
「経営を進化する」場の提供です。各企業がそれぞれの状態に応じて
確実に“進化”できるよう多種多様なプログラムを提供し、
より実践的な組織づくりの支援が可能な体系化を目指しています。

1. MPECがお約束するもの

経営の進化状況を「組織成熟度モデル」で明らかにします

時間の経過とともに変化する経営環境に対し、ダイナミックに対応できる組織が持続可能な経営を実現します。
「成熟度モデル」とは、組織をどのように改善するのが良いかを認識するために、未成熟な組織と成熟した組織を比較し、そこでの状態がどう違うのかを見出し、明らかにしたものです。これにより組織の進化の過程を段階的に表現し、進化の程度を成熟度という言葉で現しています。企業の成熟度をアセスメント基準書を用いて1000点満点で評価、現在の成熟度レベルを明らかにします。

組織成熟度早見表

MPECは「組織成熟度350点」の達成を保証します

経営品質向上プログラムに取組む受賞企業を含む126社の経営者・変革推進者(認定セルフアセッサー)に現在の成熟度と企業のパフォーマンス、取組み状況について調査を行いました。
調査結果から「組織成熟度が350点(Bレベル)の組織から自立的な組織変革が行われ、財務のパフォーマンスも3年連続改善傾向を示す」ことが明らかになっています。

※グラフに示されているレベル1〜4の表記は、組織成熟度に応じて分析上便宜的に用いている概念です。

組織変革と組織成熟度

出典:渡辺昇「経営品質向上メカニズムの研究」(2008)

財務成果と組織成熟度

出典:渡辺昇「経営品質向上メカニズムの研究」(2008)

350点(Bレベル)の経営の状態

350点(Bレベル)の経営とは次のような状態です。

経営者と経営幹部の一体化が図られている
組織の目指す方向について社員が理解し納得している
全社方針と整合した事業部戦略の策定・展開できる
戦略課題と一貫性がある仕組みがある
PDCAサイクルを通じて根本原因の追求と再発防止が可能

その結果、財務成果の改善とそれを可能とする組織内で次のような成果が生まれます。

【調査結果から明らかになった350点(Bレベル)以上の組織に見られる特徴】
長期的な視点に立って行動する
独立自律的な行動を取る
結果への強い関心を持っている
広い技能適用を示している
不確実性の高い状況においても正しい行動を取ることが出来る

当協議会は「350点レベル」まで保証します

過去の企業調査結果や数々の事例から証明された350モデル実現を、多くのノウハウを持つ当協議会が実現を保証します。

2. 「経営を進化する」ための『共進化場』をプロデュース

会員企業が抱える問題や課題を当協議会が共に明らかにし、一段上の経営レベルを目指す上で最適な講師を選択、講師と共にサービスプログラムを提供します。
良いサービスには良い場が必要となります。当協議会はプログラムのプロデュースだけではなく、参加者全員が良好な関係を構築する事が容易となる場のプロデュースも行います。
良い場ができあがることで、参加者同士の学び、参加者とアドバイザーの学びが深まることを大切にしています。

活動基本イメージ

MPECプロデュース

地域単位で出張セミナーを開催します

就業時間中に組織を抜けてセミナーに参加することが難しい中小・零細企業の実態を踏まえ、講師陣が各地域に出向き地域単位でセミナーを開催しています。2012年度からは丸の内に加え、府中市を中心とした多摩エリアでの出張セミナーを開始しました。今後もニーズに応えて開催エリアを拡げ、地域単位での『共進化場』をプロデュースしていきます。

多摩エリアでの顧客価値創造セミナーの様子

3. 目指す成果を構造化し、達成水準を高める

持続可能な経営を行うには3つの総合成果とそれらを作り出す指標の関係を考えながら、その達成水準を徐々に高めて行く事にあります。350点(Bレベル)になるためには目標が下記のように構造化されていることが必要です。この構造化を組織のレベルに合わせて徐々にレベルアップしていきます。

持続可能な経営を可能とする結果構造

日本経営品質基準書アセスメント項目の結果構造に基づき作成

4. 成熟度向上プログラムをステージ別に用意し確実にステップアップ

セミナーはステージごとにレベルに合わせた内容を企画し、無理の無いステップで成熟度を高めて行く設計を行っています。

エントリーステージ
まずは、エントリーステージから参加。さまざまなセミナーを受講し、多くの情報や知識を習得してください。

トライステージ
次に、理解を深めたさまざまな知識を、実践の場で活かすことを目指します。トライステージでは経営全般を体系的に学び、自社の仕組みについて点検してみましょう。

クリエーションステージ
クリエーションステージでは、自社の点検を通じて明らかになった課題に基づき、レベルを一段上げるための仕組みを作り上げていきます。

インテグレートステージ
ここまでステップアップしたら、最終段階です。作り上げた仕組みを、持続可能な経営が可能となるよう全体最適を目指して統合していきましょう。

取り組みステージ別に用意したプログラム体系

5. 改善・革新に対する実践努力を最大に評価

ステージごとのプログラムを通じて成果を生み出した組織に対し、表彰を行う制度を設けています。主体的に勇気と知恵で作り出した成果に誇りを持ち、持続的な活動を可能とする原動力としていただくことを狙いとしています。

>>> 賞制度についての詳細ページへ

取組みステージに応じた賞制度

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