MPEC Tokyo(エムペック)東京メトロポリタン経営品質協議会

セミナープログラム 2025年度

本年度の活動テーマ

3層マネジメント強化を通じた即応力の向上と
経営品質の進化経営品質の向上

 

2024 年度活動は複雑・高度化する経営環境に適応するために
1. 経営者・経営幹部対象生成A I活用セミナー
2. 経営デザインプログラム
3. 新任マネージャースキル徹底指南プログラム
4. 組織変革に取り組む組織を応援する賞制度の継続
に取り組みました。

もはや経営における生成AIの活用は避けて通れない状況が整いつつある中で、昨年度は会員企業のみならず、茨城県経営品質協議会や福井県経営品質協議会の事務局責任者も受講されました。 経営における生成AIの活用は勢いが止まることなく、これからも加速していくと考えております。

経営デザインプログラムには1組織が継続参加し、オンラインによるインハウスセミナー形式で開催しました。 昨年のウィング株式会社九州支店(本店東京)に続き、社会福祉法人ひまわり福祉会 が2015年度社会福祉法人正吉福祉会 いなぎエリアが受賞して以来となる、 クリエーションステージ賞を受賞されました。(受賞理由などは別添資料をご参照ください)

また、「現代社会の管理職は無理ゲー」と称されるマネージャー職に向けて新設された「新任マネージャースキル徹底指南プログラム」には52名が参加、オンラインと経営研究所開催のハイブリッドスタイルで開催いたしました。 本プログラムにおいては、カテゴリーを「戦略の展開」「顧客価値提供プロセス」「組織・個人の能力向上」に絞り、マネージャとしての基礎的知識を中心に実践的内容として行いました。 実践を重視した本プログラムは100日後の成果レポート提出によって修了が認められ、成果によって資格認証(旧MPE制度を改良)をいたしました。 修了者は12名、資格認証のグレード1(ファンデーション・マネージャー)8名、グレード2(プラクティショナー・マネージャ)2名が認証されました。

BASIC CERTIFICATE FOUNDATION CERTIFICATE PROCTITIONER CERTIFICATE

MPECでは組織で活躍する個人も応援したいと考え、2024年度から定める基準をクリアした人材には認定証を発行させていただくことといたしました。 経営幹部や次期リーダー育成機会として今後も継続・プログラムの発展に取り組みます。

 なお、本プログラムの動画を作成いたしました。

こちらからご覧ください。 https://youtu.be/JVjYWl7QsHc



2025年度はこれらの実績を踏まえ、より組織の経営品質を高めることを目的として活動を行います。
本年度の中心テーマは、「ラージ」「ミドル」「マイクロ」の三層マネジメントの質的強化によって、組織としての即応力(レジリエンス)を高めるとともに、経営品質の本質的進化を実現することにあります。

三層マネジメント


この取り組みは、組織が単に変化に対応するだけでなく、先を読み、自ら意味を問い直し、判断し、行動できる“動的経営体”として進化するための礎となるものです。MPECでは、各層の役割・視点・スキルに応じた学習プログラムを再構成し、経営品質の本質を「体現」できる組織づくりを支援してまいります。
これらの課題を支援できるよう以下のように、代表幹事会で審議の上、2024年度のサービスプログラムとして設定いたしました。

【主要プログラム概要】
本年度は以下の5つの柱を中心にプログラムを構成しております。それぞれが独立した活動でありながら、有機的に連携し、経営品質の進化を多層的に支援する仕組みとなっております。

オンライン講座

有料
「Zoom」
ラージマネジメント
経営デザインプログラム

経営品質協議会が注力する主要プログラムであり、MPECでも推進に力を入れています。MPECではその本質を「認識チェンジ」と「ダイナミック・ケイパビリティ」と捉え、組織変革の基盤として強化を図っています。 特に自社の組織プロフィールの毎年の見直しは、変革の第一歩です。すでに作成済みの企業にはアップデートを、さらに下位層への展開も推奨しています。
基本は複数社による集合型ですが、自社限定開催も可能で、2024年度には実績もございます。関心のある方は、ぜひ事務局までお問い合わせください。

開催: zoom によるオンライン     *個別開催の場合はご相談ください
参加費用:集合形式 10万円 1社 5人まで *個別開催の場合はご相談ください

1

経営デザインプログラム(1)
原点回帰「自社の存在意義を問う」 自社の組織価値観

06/13(金)10:00~12:00

2

経営デザインプログラム(2)
事業の目的は顧客の創造 「顧客理解」 顧客認識

07/04(金)10:00~12:00

3

経営デザインプログラム(3)
「顧客が比較する競合相手」 競争認識

07/18(金)10:00~12:00

4

経営デザインプログラム(4)
独自能力「自社の経営資源」 経営資源認識

08/08(金)10:00~12:00

5

経営デザインプログラム(5)
自社の強みを考える「将来を作る・壁を越える強み」

08/29(金)10:00~12:00

6

経営デザインプログラム(6)
環境の流れを読む 「外部環境分析と時流対応」

09/19(金)10:00~12:00

7

経営デザインプログラム(7)
私たちの組織が目指す中間ゴール「ビジョンを描く」

10/10(金)10:00~12:00

8

経営デザインプログラム(8)
改善と革新で進化する 「戦略課題」

11/07(金)10:00~12:00

9

経営デザインプログラム(9)
発表大会

11/28(金)10:00~12:00



有料
マイクロマネジメント
マネジメント・エッセンシャル

従来のマネジメント手法が通用しなくなり、多くのマネージャーが自信を失い現場の活力が低下しています。
今こそ、経営品質の視点で、時代に合ったマネジメントを体系的に学ぶことが求められています。
本プログラムは、以下の3領域に絞って構成されています。
・戦略の展開
・個人と組織の能力向上
・顧客価値提供プロセス
オンライン学習とリアルなロールプレイングを組み合わせた実践的な内容です。 また、100 日間の行動成果を提出し、マネージャー資格制度の評価対象となる仕組みです。変化に強いマネージャーの育成を、私たちが支援します。
基本は複数社による集合型ですが、自社限定開催も可能で、2024 年度には実績もございます。関心のある方は、ぜひ事務局までお問い合わせください。

PR動画(昨年の活動実績)はこちら  https://youtu.be/JVjYWl7QsHc



開催: zoom によるオンラインと会場(「丸の内・経営研究所」での開催を予定)
                   *個別開催の場合はご相談ください
参加費用:集合形式 20万円 1社 5人まで *個別開催の場合はご相談ください

1

マネジメント・エッセンシャル(1)
マネジャーとしての役割と基本的姿勢

[zoom] 07/04(金)13:30~15:00

2

マネジメント・エッセンシャル(2)
業績達成マネジメントの基礎知識

[zoom] 07/25(金)13:30~15:00

3

マネジメント・エッセンシャル(3)
メンバーへの動機づけに関する基礎知識

[zoom] 08/08(金)13:30~15:00

4

マネジメント・エッセンシャル(4)
ロールプレイング 面談スキルの向上

[会場] 08/22(金)13:30~16:00

5

マネジメント・エッセンシャル(5)
ロールプレイング コンテキストを語る

[会場] 09/12(金)13:30~16:00

6

マネジメント・エッセンシャル(6)
業績達成の方法を描く

[zoom] 09/26(金)13:30~15:00

7

マネジメント・エッセンシャル(7)
ロールプレイング 最新のコンテンツを創る

[会場] 10/10(金)13:30~16:00

8

マネジメント・エッセンシャル(8)
生成Aiを活用する

[zoom] 10/24(金)13:30~15:00

9

マネジメント・エッセンシャル(9)
発表大会

[会場] 11/14(金)13:30~16:00




有料
ミドルマネジメント
マネジメント・アドバンス

本コースは、エッセンシャルコース修了者または同等のスキルを持つ方を対象に、経営品質の全カテゴリーを網羅的に学ぶビジネススクール形式のプログラムです。
中心となるのは、ドラッカーの「マネジメント」と「イノベーション」という2つの基本機能の実践的理解と深化です。さらにMBAに求められる研究作法の基礎力を習得することも、本プログラムの重要な目的です。
加えて、本コースは「学習意欲」「自己変革」「価値創造」に対する高い関心と強い意志を持つ方を対象としています。一定量の学習時間と取り組み姿勢が求められる、挑戦的な内容となっているため、次期経営者・経営幹部候補の方を受講対象の想定としています。
自社の経営課題を探求・解決に結びつける、変化に対応する思考と行動力を磨きます。修了時には、研究作法に基づいた小論文の提出を通じて、実践を言語化・体系化します。
育成の重点は以下の3点です:論理思考・共感力・分析力
「考える力」と「変える力」の両面を高めたいマネージャーに最適です。

開催: zoom によるオンライン開催がメイン
個別指導:経営研究所
参加費用: 35万円/人 大学院での研究指導と同じスタイルのため5名限定
開催時期:2025年9月~6か月間(全24回)
本プログラムは全24回で構成され、段階的に「経営品質の実践力」と「研究的思考」の習得を目指します。

■第1回~4回
 導入と研究作法の基礎

コースの目的や進め方を共有したうえで、研究作法の基本である論理的思考、仮説構築、
文献の読み解き方を学びます。
その後、自社課題に基づいた研究テーマの抽出を行い、探究の出発点を固めます。

■第5回~16回
 日本版MB賞12カテゴリーの理解と探求

経営品質の中核である12カテゴリーを1回ずつ取り上げ、理論と実践を往復する形で理解を深めます。内容は「リーダーシップ」「戦略」「顧客理解」「価値創造」「社会的責任」「情報マネジメント」「イノベーション」「持続可能性」など多岐にわたり、経営全体を構造的に捉える力を養います。

■第17回~20回
 研究計画と論文構成

MBAレベルの研究的思考を身につけるため、論文構成の型と成功事例を分析しながら、自らの研究計画(テーマ・仮説・方法)を策定します。中間レビューではフィードバックを受け、視点の修正や深掘りを行います。後半は論文執筆の準備として、序論と背景の文章化に取り組みます。

■第21回~24回
 論文完成と発表

後半は執筆ワークショップを通じて「本論・考察」「結論・展望」の構成を整え、思考の成果を言語化します。最終回では論文発表とともに、成果を可視化・共有する機会としてプレゼンテーションを行い、修了証の授与をもって締めくくります。



無料
経営品質視点の再構築[新設]
「日本版MB基準」説明会

顧客価値を中心に据えた経営を実現するには、組織が既存の強みを活かす「深化」と、新たな可能性を切り拓く「探索」の両輪を適切に扱うことが欠かせません。
これらのバランスと運用のレベルは、組織の“成熟度”として表すことができ、その成熟度の可視化が経営変革の出発点となります。
MPECでは、こうした組織成熟度の概念を重視しており、長年にわたり日本経営品質賞の視点を尊重するとともに、その基盤となっている米国マルコム・ボルドリッジ賞の動向を継続的にウォッチしてまいりました。
現在、その最新トレンドを踏まえた新たな評価フレームワークとして、MPEC独自の「日本版MB賞」基準の準備を進めております。これは、経営品質を形式ではなく本質的な組織能力としてとらえる基準となる予定です。

準備が整い次第、本基準の背景・意図・構成内容をご紹介する説明会および解説セミナーを開催いたします。
日程は今秋頃を予定しております。
経営をより深く、そしてしなやかに進化させたい皆さまに、ぜひご注目いただければ幸いです。

開催: 2025年秋予定、会場未定




組織の成熟度診断
MPECアワード制度・第三者評価の推進

MPECでは、「経営を進化する」というコンセプトのもと、経営デザインプログラムやエッセンシャルプログラムなどを通じて積み重ねてきた実践成果、そして現在進行中の経営への取り組みに対して、一定の成果が認められた組織を表彰いたします。
この表彰は、過去の実績を称えるものにとどまらず、第三者の客観的視点による評価を通じて、次の成長の方向性を照らし出すことを目的としています。
組織が自らの強みと課題を可視化し、より深い自己理解と革新に向かうこと-
それこそが、MPECが提唱する「経営を進化する」という営みです。
MPECは今後も、継続的な価値創造と革新のサイクルを支援するパートナーとして、各組織の歩みに伴走してまいります。








本年度は東京メトロポリタン経営品質協議会では、設立時の賞制度を継続いたします。
賞制度については別途ご案内させていただきます。

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