2014年度 受賞組織
概要
- ●設 立
- :1974年
- ●代表者
- :代表取締役社長 野坂寛
- ●所在地
- :神奈川県川崎市高津区久地3-15-3
- ●売上高
- :1,655百万円(2013年度)
- ●従業員
- :101名
- ●事業内容
- :VIアプリケーションデザイン、システム展開のサポート事業
- ●ウェブサイト
- :http://www.act-com.net
特色
VI管理を通じた顧客のブランディング価値の向上を目指す
大量生産から変種変量の要求に対しても対応する柔軟な生産体制
デザインから生産、施工までのトータルでのサービス提供
事業概要
川崎市高津区を拠点に、車両マーキング、企業サイン、店舗内外装グラフィック、自販機・ゲーム機筐体装飾などのVI(ビジュアル・アイデンティティー)アプリケーションデザインシステム展開のサポート事業を営み、運送会社、飲料メーカー、コンビニエンスストア、ゲーム機会社、自動販売機会社、福祉関係など、国内の一流企業・団体に対して製品とサービスを提供している。創業の理念に基づき、目指すあるべき姿を定め、VIの管理・運営によってお客さまのブランド価値を安定したメッセージとしてコントロールするための改革に取り組んでいる。製造部門もまたお客様のブランディングに貢献する価値を提供すべく、部門一体的な活動の実現に向けた組織づくりに取り組んでいる。
表彰理由
- ■製造部が一丸となった高品質の追求
- 製造部では品質向上を重要な課題と理解し、全チーム、社員一人ひとりがさまざまな工夫を行いつつ、積極的に取り組んでいる。それに加え、全国展開をする大手顧客の高度な要求に応えるために日々研鑽し、そのノウハウを蓄積することで、当たり前品質自体の底上げを図ることに繋がっている。お客さまに高品質が正しく認識され、継続発注に結びつく結果をもたらしている。
- ■スキルマップの活用による多能工化の推進
- スキルマップを活用して多能工化を進めるという明確なビジョンのもと、それが確実に実践され、チーム間の業務の繁閑を平準化することに結びついている。また、能率の尺度を設定するために、各チームのリーダーが知恵を出し合うなど、製造部全体の生産性向上を進める上での環境整備が進められ、今後具体的な生産性向上を進める上での基盤になっている。
- ■顧客価値の向上に資するチーム間連携
- 会社のミッションやビジョンが部のミッションに落とし込まれ、さらに個人の目標にまで落とし込まれており、社員の能力育成とプロセス改善の両輪が戦略的に結びついている。顧客価値の向上を図るという共通の目的のもとで部内のチーム連携が図られており、製造部としての全体観の形成もできている。機能分担と協力という関係を超え、お互いの持つ機能の強みを認識したうえで積極的に相互連携が行われ、製造部全体として相乗的に効果を高め合う仕組みが機能している。